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ピアノ室

防音性能について(ピアノ室/クラシック音楽室の場合)

現場測定による「遮音性能保証工事」

ピアノ室・クラシック音楽室での当社の防音工事は、現状の遮音性能を4ランク程度向上させる工事です。
向上するとどの程度の遮音性能になるかというと、マンションの場合で隣接住戸に対しD-65~D-70等級程度、一戸建て住宅の窓前1m地点でD’-50~55等級程度です。
「静かな住宅地」「隣家と接近している」「音に神経質な人が近くに住んでいる」
という場合は、より高度な性能が必要ですし、また夜11時、12時まで弾くといことであれば、 同じように高度な性能が求めれれます。

防音工事後の遮音性能【マンション】

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防音工事後の遮音性能【戸建住宅】

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一般的な住環境であれば、窓前1m地点の測定値で外への遮音性能はD’-50~55必要になります。
(遮音性能が一番弱いとされる「窓」での性能を基準に判断しています。)
窓の性能 ≒ 窓を含む外壁の性能
ちなみに窓が付いていない外壁前1m地点での性能はD’-55~60を満足する壁断面仕様にしています。

用語の説明

【D値について】
JIS規格や日本建築学会の指針によって定義される遮音度をD値と言い、屋内の2室間(マンションやホテルの隣の部屋に対してなど)の遮音性能や、建物の内外においては、主に屋外の騒音(道路騒音や工場騒音など)が屋内にどれくらい入ってくるかを示す指標で、値が大きいほど遮音性能が高いことを示しています。

【D’値について】
屋内で発生した音が屋外でどれくらい聞こえるか、実際に屋内側に騒音源を設置した測定方法については、JIS規格にも日本建築学会指針にも明確な規定がありません。(参考としての付属資料に言及されていますが、JISと日本建築学会とではその測定方法や評価方法が異なり、国内で統一された見解はやはり存在しません)
そこで当社では、日本建築学会指針の付属規定にある『内部音源法』の測定方法を採用し、ただし結果の算出・表記の方法については、D値と同様に、純粋に内外音圧レベル差の測定値をそのままD値曲線上にプロットし、その読み取り判定値をD’値として表現、当社独自基準と称することにしました。これは、単純に内部の○○デシベルの音が××デシベルに減少したというその差の数値を表しているため、一般の人に理解されやすく、このようにしています。

※室内の音→隣接室内の音 D-○○ (日本建築学会基準)
※室内の音→外壁1m地点の音 D’-○○ (当社独自基準)

遮音度グラフ遮音度(D値、D’値)グラフ
横軸は周波数(音域の高低)を表しており、125Hzの低音から4kHzの高音まで、オクターブ毎に6つの周波数帯域について評価します。縦軸は音圧レベル差、つまり何dB音を減少するのかを表しており、値が大きくなるほど防音性能が高くなります。6つの周波数帯域について音圧レベル差をグラフ上にプロットし、各周波数の遮音度(基準曲線を中心に±2dBの範囲がその遮音度)を読み取り、そのうち最も評価の低い周波数の遮音度をもって、その場所に対するD値(D’値)を判定します。
D値(D’値)は中音域である500Hzでの遮音度を基準とし、例えばD-50の場合、125Hzについては35dBの遮音度でもD-50と言うことができ、逆に2kHz,4kHzについては60dBの遮音度がないとD-50と言うことができません。これは、人間の耳は周波数によって感度が一様でなく、低音については感度が低く、逆に高音は感度が高いため、同じように聞こえるレベルでモデル化したことによります。

 

N邸測定結果ピアノの音の聞こえ方

左のグラフは実際の現場で防音工事後に行った遮音測定結果で、窓前1m地点における記録です。すべての周波数帯域でD’-50等級線を超えているため、測定結果はD’-50等級となります。
右のグラフはピアノの生の音圧レベル(赤)から、左のグラフの測定結果で得られた値を減じてプロットしたもの(青)を示しています。つまり、ピアノの生の音が窓の外でどのような音で聞こえるかを表しています。

自宅の中にはどれくらい聞こえますか?

家の中は外部より静かであるのと、同一建物内ですので、聞こえなくなるというレベルではありませんが、木造住宅で防音工事を行った場合、1階ピアノ室 と2階寝室間の遮音性能は、D-55程度が標準です。
ちなみに鉄筋コンクリート造マンションの住戸間の一般的な性能であるD-45~50よりも良い性能になります。
また間取りの仕方や音楽室の出入口を二重の防音ドアなどにするなど、強化策を講じれば、マンションでの防音工事後の性能と同等のD-65を得ることも可能な場合があります。

遮音測定の方法

工事途中または、工事後に日本建築学会現場音響測定推奨基準(JIS準拠)に定められた測定をします。
測定精度の信頼性や再現性が非常に高い測定方法です(測定のバラつきが少ない)。

現場音響測定にて記録したデータは、評価基準に照らし合わせ報告書を作成します。
報告書は保証した遮音性能の工事結果としてお渡しします。
 

1 室間の遮音度の測定

音圧レベルの測定、結果の算出・表記の方法は日本建築学会推奨測定基準(JIS準拠)『D.1 建築物の現場における音圧レベル差の測定方法』の規定に従う。

●室間平均音圧レベル差の測定
音源室及び受音室内に一様に分布した各々の測定点において、125Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2kHz、4kHzの中心周波数をもつ6帯域それぞれの音圧レベルを測定する。各測定点で得られた周波数別の音圧レベルの平均値を用いて音源室側と受音室側の差を算出し、遮音度曲線にプロットして遮音度を読み取る。

●特定場所間音圧レベル差の測定
音源室の一様に分布した各々の測定点及び受音側の境界壁面から1mの距離上に分布した各々の測定点において、125Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2kHz、4kHzの中心周波数をもつ6帯域それぞれの音圧レベルを測定する。各測定点で得られた周波数別の音圧レベルの平均値を用いて音源側と受音側の差を算出し、遮音度曲線にプロットして遮音度を読み取る。

2 外周壁の遮音度の測定

“音圧レベルの測定は日本建築学会推奨測定基準『D.2建築物の現場における内外音圧レベル差の測定方法』の付属規定(内部音源法)と同様の手法にて行う。
ただし、結果の算出・表記の方法は内外音圧レベル差による判定数値をそのまま用い、D’-○○という当社独自の表現を用いる。(内部音源法とは異なるものである)”                    
*音源室及び受音側の外周壁面から1mの距離上に分布した各々の測定点において、125Hz、250Hz、500Hz、1kHz、2kHz、4kHz毎に音圧レベルを測定する。各測定点で得られた周波数別の音圧レベルの平均値を用いて音源側と受音側の差を算出し、遮音度曲線にプロットして遮音度を読み取る。

深夜(10時以降)のff(フォルテッシモ)演奏は避けた方が良いとお勧めしています。 しかし、音量が大きくなければ深夜でも十分に演奏可能のようです。

楽器の音を騒音(うるさい・気になる)として感じるかは個人差があり、その時の感情によっても大きく左右されます。常識的な住まい方(使用時間)の範囲での演奏(音出し)であればほとんど問題はありません。

騒音問題が発生してから防音工事をする場合、既に相手の神経が過敏になっていることが考えられますので、場合によっては通常より高い防音仕様にする必要があります。

できれば、騒音問題が発生する前に工事する方が得策でであることは言うまでもありません。

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