既存建物の仕様、周辺の環境はスタジオ造りにとってなかなか厳しい条件でした。
まず、テナントビルが古い木造で、防音の基本性能が期待できないこと。
また、前面が交通量の多い国道であるのが救いですが、裏側は古い木造アパートが近接しています。
これでは当社の標準的な防音仕様にさらにひと工夫加えないと、夜間のバンド演奏時にはやや心もとないと感じました。
そこで、耐震補強を兼ねた構造用合板を柱・梁の部屋内側に張り、ALCの外壁との間にできた空間にモルタルを充填して遮音強化を図り、その上で当社の標準的な浮構造の防音壁を施工しました。
その結果、木造アパートが建っている建物裏側の外壁1m前で D'-70という高い遮音性能が得られました。 |