| ・現場の拝見時の第一印象 |
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現場を拝見してすぐに感じた事は「キビシイ」という事でした。
1番目はスタジオ予定部屋の3面とも隣家と接近している事。
2番目は外壁がサイディング貼りで,薄めのものだったので(たたくとコンコン軽い音がする)モルタル壁のような重い壁でなく、較べると不利で頼りない感じ…以上2点でした。
モルタル壁での実例と実測遮音データはソコソコ実例経験とデータのストックとしてありましたので,自信はあったのですが、この2点に関しては「ヤバイなあ・・…」という感じでした。 |
| ・遮音計画 |
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同じ性能の断面であっても、隣建物と近接していると性能は悪く結果しますし、外壁を強化するとなると、3階の建物全部をしなければならないので、それは非現実的。
それでも何とかしたいという事でD'-60性能でお約束、こちらとしてはなんとかD'-65以上を目標にして設計しました。
(夜間は状況に応じて音量調節するという含みで)
窓は2面ありましたがそれは壁にしました。
したがって吸気・排気という換気システムを設置,隣の水まわりの部屋の消音装置を介して、ダクトで車庫スペース・外部につなげています。
もちろん,必要な消音量を確保した上で・・・。 |
| ・音響測定結果 |
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12時までは演奏できているようですね。
実は設計条件の整理の時、唯一有利な条件があったのです。
それは現場が青梅街道から100m以上離れていて静かな住宅街とはいうものの、郊外住宅地のような静けさではないということでした。
出す音量にもよりますが、12時くらいまでストレスなく演奏できるようですね。
でも近所の人が窓をあけて生活する季節帯、時間帯がわずかながらあるはずですから十分注意してください。
近隣の家が窓を閉めた状態ではほとんど聞こえない筈です。 |
| ・部屋の響きについて |
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だいぶ、おほめの言葉を聞いてコソバカユイです。
8畳の洋間で平面的に正方形ですから、低音のクセがでやすいので1畳の押入れも取入れ1部遮音壁を斜めにして、低音の定在波が立ちにくいようにしました。
壁に吸音パネルを60%以上設けましたから、平均吸音率は500Hzで0.4ぐらいは取れてるはずですからメロディーラインの音域の吸音は十分なはずですから,音がよいのは低音がスッキリしているという要素からきている点が大きいと思います。 |
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