レコーディング・音楽制作スタジオ

レコーディング・音楽制作スタジオにおいては機材のデジタル化に伴いコンパクト化・低価格化が進んでいます。
必ずしも大型の商用スタジオでなくともクオリティの高いレコーディング・音楽制作が可能となりました。
そうした中で目的・ジャンルに特化した従来の形態にとらわれないスタイルのスタジオの需要も高くなっています。
高いコストパフォーマンスで優れた音響性能、電源環境、空調設備、居住性を備えた新しいスタイルのスタジオを提案します。

    音響性能・デザイン

    環境に応じた的確な遮音性能

    上下階のテナントの業種、用途、近隣の状況等の外的条件とレコーディング音源の種類やControl Roomのモニター音の大きさといった内的条件によって変化します。レコーディングブースの場合、ブース内からの音源の遮音だけではなく当然外部からの騒音を遮音しなければなりません。またコントロールルームはモニター音の外部に対する遮音を中心に計画します。一般にはレコーディングブースの場合室内暗騒音をNC-15~20となるよう外部に対する遮音性能を計画します。コントロールルームに関してはモニターSPが二アフィールドの場合で、事務所等のテナントに対してはD-55~65前後、ミッドフィールドクラスでD-65~70、ラージモニターの場合だとD-70~80を遮音性能の目標値とします。住居等に面している場合は約10dB前後高い性能が要求されるでしょう。また複数のブース、コントロールルーム等で構成されるスタジオは各スタジオ間の遮音計画が必要になります。遮音計画をする上では全体のプランニングや配置計画が非常に重要であると言えるでしょう。上記のようにレコーディングスタジオの場合、リハーサルスタジオと違い用途や目的によって必要遮音性能が変わってきますので、的確な性能計画とそれに対するオーバースペックとならない設計的アプローチが高いコストパフォーマンスのスタジオを生み出すと言えます。

    ジャンルや目的に沿った室内音響計画

    近年商用の大型スタジオは減少し、小サイズのスタジオが増加しています。そうした中でジャンルや目的に特化したスタジオが要求されると同時に、そうしたスタイルにマッチした音響特性が求められます。例えば従来型のスタジオは吸音過多により長時間の作業に支障をきたす傾向があり、プライベートに使用されるスタジオ等は一般の居住空間に近い音響状態を要求されるケースもあります。その場合は反射と拡散を中心に計画し、モニター音に影響する重要な部分にのみ吸音構造を配置するといった方法をとります。弊社では吸音材以外の反射質の材料に関して、同様の吸音特性であっても材質の違いによって反射音は大きく変化すると考えますので、お客様の音のイメージを十分ヒアリングし、材料の選定を行います。例えば同じ板張りであっても柔らかい響きが求められる場合は針葉樹系の板材、堅い響きが求められる場合は広葉樹系の堅木の板材を使用します。また、小型スタジオの場合、室の形状により低音の特性が決まりますので十分な検討が必要となります。低音に関しては閉じた室は一つの共鳴体として捉えその形状を検討します。上記の内容を踏まえた上で、従来型のスタジオと互換性を取りつつ用途や目的にあった従来の形態にとらわれない室内音響計画を提案します。

    音場コンセプトにともなう居住性のデザイン

    スタジオのインテリアに関してはルームアコースティックと密接に関わってきます。求められる音場とともにインテリアデザインも重要であると考えます。従来型の壁天井全面吸音布クロス仕上げという味気ないものではなく、デザインコンセプト、音場コンセプトに応じた様々なインテリアデザインをご提案することが可能です。

    電源・空調換気設備

    安定した電圧、電源ノイズへの配慮

    レコーディングスタジオにとって電源環境は非常に重要な要素のひとつとなります。電圧の安定性、電源ノイズの除去、音質の向上といった内容が電源設備の状態によって大きく変化します。弊社では予算に応じて、コンセントや電線の種類、ステップダウントランス等をご提案いたします。

    ご予算に合わせた空調設備のご提案

    遮音性能の項目で触れたようにレコーディングブースに関しては一般にNC15~20といったかなり低い暗騒音レベルが要求されます。業務用のスタジオにおいては一般的にはダクト式のエアコンを使用し空調騒音を消音ダクト消音チャンバーにより消音しますが、昨今は性能のすぐれた低い騒音レベルのルームエアコンもありますので、予算に合わせた空調計画をご提案いたします。

    施工コスト

    近隣の条件、現地調査からのお見積もり

    工事金額に関しては、一般にスタジオ部分のみの金額で50万円/坪位~になります。ただしこちらはフローティング構造による遮音工事の場合で、レコーディングブースに関しては外部からの騒音を遮音する必要がありますが、コントロールルームに関しては近隣の条件等によっては簡易的な遮音工事でも対応できるケースもありますので、その場合の施工コストは先の金額よりも安価になります。またこちらの金額に関しては設備工事、仕上げ工事も含んでおりますので、遮音工事のみの工事に関しても坪単価は下がります。工事範囲を設定し、現場調査させていただいた上でお見積りさせていただきます。

    工事〜完成までの流れ

    1.お電話またはメールにてお問い合わせ

    テナントの建物の構造、所在階、上下階のテナント、近隣の状況、等のテナントの条件、またご計画のスタジオの部屋数、それぞれの広さ等わかる範囲での情報をお知らせください。

    2.現地調査・お打ち合わせ

    躯体の採寸、既存設備、解体範囲の確認等のための現地調査にお伺いいたします。その際スタジオのコンセプト、イメージ等ございましたらお知らせください。

    3.プラン・御見積書の提示

    プランの内容、工事金額につきましてご検討ください。資金計画に準じた形でのご提案もできますので、プラン、金額共にイメージがありましたらお知らせください。

    4.プラン、工事金額の修正

    工事範囲、工程の確定、スタジオ、ロビー等の内装、設備の仕様を決定します。また遮音性能の保証、テナントオーナーへのご説明、所轄官庁(消防、建築指導等)との事前協議等を行います。

    5.工事請負契約

    工事内容、工事期間、工事金額、お支払方法、遮音性能等ご確認の上ご契約となります。

    6.工事着工

    内装の細かい仕様、素材、カラー等をお打ち合わせの上決定いたします。

    7.遮音工事完了

    中間遮音測定を各スタジオで実施します。保証性能以上の性能を確認後、ご報告、仕上げ工事へと進みます。

    8.完成・お引き渡し

    最終遮音測定を実施し、報告書を作成します。施主検査にて工事に不備がないかご確認いただいてお引き渡しとなります。その際、竣工図面、音響測定報告書を提出します。

    取引実績

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